なんなんだ。訳せば環境照明か。最近のおベンツにゃー、全64色に加え10色のマルチカラーがラインアップされてんだそうな。もちろんこれはメルセデスだけではなく、最近のクルマのトレンドになってるわけである。
色んな色が選べるってのは、大昔のカーステのディスプレイで流行ったなあ。しかしエアコンのルーバーやらドアのトリムが光る意味、なんかあるのか。こんなインテリア、まるで怪しいホテルかボッタクられそうなバーみたいだと思うわけだが、これじゃぜんぜん足りなくて、後付でライト類、どんどこ増やす人も多いそうな。
もちろんこういうのにゴージャスさを感じる人がいるのはいいんだけど、だったら後席まわりだけにすればいいんじゃないのかな。つまり、コックピットのアッチコッチが無意味に光ってるって、安全上の観点からはどうなのよという話だ。
夜なんて、ただでさえ表は暗くて情報量少ないんだから、必要不可欠な計器類と、ハンドルから離れたスイッチ類だけ光ってりゃいいように思うなあ。このEQBなんかGLBベースで古いタイプのインパネだからまだいいが、これがセンターコンソールの巨大なタブレットまでビカビカ光らせてたら、室内が明るくて黒い服の歩行者が横断してるのを見落として……なんてことが、そのうち起こりそうな気がするのよねー。