まぼろしのつばさと共に

高校生の時、写真部(だったんです)の送別会だっけで、人生初めて人前で唄った歌。いまも唄う歌です。
なによりも大切だったはずの、自分の未来を、ほかの人の未来のために捧げた人々。太平洋や大陸の彼方で名もなく散った人々から、戦時国際法に触れる虐殺の炎に焼かれた無辜の人々、敵に犯罪者呼ばわりされて戦後に殺された人々まで、等しく彼らの死で築かれた未来にいま生きているわたしたち。そんな未来をわたしたちに残してくれた人々を、最近どこかの誰かに植えつけられた価値観で悪しく言う人を、わたしは軽蔑します。

Author: shun

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