今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は39〜41で推移していたようだ。楢葉に新たな核技術開発施設が建設されることになり、その名称が「楢葉遠隔技術開発センター」に決まったそうな。作業者の訓練などを行う研究管理棟と、原子炉格納容器の実物大模型などが入る試験棟の2棟からなる同センターは、日本原子力開発機構が整備し、今月26日に起工式を行うそうな。お手上げ状態のもんじゅを抱える原子力機構の、新たなメシの種なんだろうこの施設、ナニを研究するかというと、1F(フクイチ)の廃炉である。ぶっ飛んだ原発の実物大模型を作って、どこがどうぶっ飛んだか、どの穴をどう塞ぐか、なんかを実験して、廃炉の方法を研究しようというわけだ。1に、いま既にぶっ飛んで、まだまだ放射性物質をまき散らし続けている原発の廃炉の方法を、これからビルを押っ立てて研究しようというのだ。なんとも悠長な話だよなあ。1F着工が1967年。用地を取得しはじめたのが1964年、開発はそのもっと前だけど、まあ大ざっぱに50年、半世紀もの間、コイツらはなにも準備してなかったんである。ふつうの発想だと、原発建てる前に、その設計とともに、廃炉のことや、核廃棄物の処理などを考えると思うんだけどな。