今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は39〜40で推移していたようだ。川内原発をいまにも動かしそうな九電が、玄海原発1号機をあきらめる気配だ。40年を超える原発の運転を延長するためのコストが合わないというわけだけど、それはまだ政府のバックアップ体制が整ってないからだ。もう、発電としては、原発そのものがコストに合わないことはバレている。40年超の原発だけがコストに見合わないわけではないのだ。
東電がこれだけの賠償をかぶりながら利益が出せることもすごいけど、そんなこと以前にこれまでも地元にカネをジャブジャブ湯水のように突っ込んで箱モノをぼんぼん作って、そんなコストも気にすることなく原発がしっかり儲かるから再稼働したいしたいと言うのも、いろんな名目のカネが上から末端までどんどん流れ込むシステムがしっかり構築できていて、それを電気代だとか税金で、国民に広く負担させることができて、一方で負担すべきリスクはなぜかキレイに免除されてきただけの話だ。ホントなら誰も興味を持ってないうちに、そろそろ廃炉もしっかり国が面倒みてくれちゃうシステムを作っちゃって、それも儲け話にするつもりだったのが、福島の原発がぶっ飛んでいきなりみんなの注目が原発に集まっちゃって、そういう陰謀を働く前にいきなり廃炉が目の前の問題になっちゃっただけの話なんである。
