今日朝9時の線量は0.041μSv/h。そしてこの24時間は40〜82で推移していたようだ。ピークは昨日元旦の17時。茅ヶ崎的には久々にみる高線量は、もちろん昨日の雪がもたらしたのだろう。雨が降ると地中のオゾンが滲み出して線量が上がるんですよ、なんて、いかにもトーシロはなんでも原発のせいにしたがるんだよなー、なんてしたり顔で話してた識者。じゃ、雪ならなんで雨よりドカンと高くなるのか説明してみろよ。つまり雨や雪は、空気中に漂ってる放射性物質を吸着して、地上へ運んでいるから、いつもより線量が高くなるのだ。雪は雨より長く空気中に漂い、その結晶の構造からより多くの放射性物質を吸着し、地上へ運ぶのだ。と、そう考える方が、ずっと合理的なのである。
NHKが明日から、人工知能など未来の姿をいろいろシミュレーションして、放送するそうな。絵空物語のような未来だって、いつか現実になる日が来るだろう。その日は思ったより近いかもしれない。しかしいま1Fで動いているのは、未来ではなく現実だ。がれきを撤去する重機は、人間がオペレーションしている。だから線量が高い場所は、がれきの除去さえ手つかずだ。現時点で使える未来は、たぶんなんかにカメラを積んで飛んで行かせることくらいだろう。そしてあそこをキレイにするためには、たぶん鉄腕アトムだとか鉄人28号だとか、そうでなくてもモビルスーツくらいは現実になる日を待たなければならない。
