今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は37〜39で推移していたようだ。
昨日も書いたように、関電は高浜1〜2号機の運転延長を申請した。運転延長を認める制度ができて初の申請だと言うが、まずその制度がよくわからない。40年で廃炉、というのは、施設が古すぎて安全性を担保できないからである。それを特別点検の実施と規制委の新基準の結果、最長20年もの延長を認めるというわけだが、40年でやばくなるものが、点検や多少の手直しで、いきなり20年も延長できちゃっていいのか? ふつうに考えれば、延長は認めても3年とか5年の単位で経過を観察し、問題なければ延長、というのを繰り返すもんだと思うけれど、1回限り最長20年、というのは、つまり延長申請にパスしちゃえば、あとは20年間、電力会社の好きにしていい、ということのようだ。60年前といえば、トヨタが初代クラウンを発売した年だ。いくらブレーキホースを新品にしましたとか、オイルポンプをOHしましたとか、小手先の手直しを施そうが、こんなクルマを実用に使って最新型と同じ安全性が確保できると思うのは、バカである。
