今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は37〜39で推移していたようだ。
問題はトリチウムなのだ。こいつがALPS(多核種除去設備)では取れないのだ。なので原発冷やした水は、タンクに保管されている。その量、45万7千トン。330もタンクは、これからも増え続けることになる。
トリチウムは最も毒性の少ない放射性核種の1つと考えられ(wiki)ているけれど、内部被曝による致死例が2例報告されている(wiki)。まあ、たまにワシの腕にも至近距離で接してたりするようなモンなわけだけど、んぢゃこれを大量に海に流していいのかというと、そんな海で獲れた魚は食べたくないと誰もが思うだろう。
トリチウムをどうしていいのか、それは誰にもわからない。そんな技術は、開発の端緒についたばかりだ。増え続け、保管場所をなんとかしなければならない汚染水。タンクが増え、配管が増えるほど、水漏れなどの事故も増える。現場ではみんな頭を抱えているだろう。その1/10、いや1/100でもいいから、経団連だの政権与党だの経産相の連中も、頭を抱えてみたらどうかね。
