今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は37〜39で推移していたようだ。
原発担当だった社長も絡んだ東芝の粉飾決算問題で大騒ぎの世の中だけど、これも不思議だ。まず、報道がみんな「粉飾決算」と呼ばない。なにをどこからどう見てもリッパな粉飾決算なんだけど、なんだっけ、不適切会計だっけ、そんな風に書いてある。これではまるで脱税事件で「国税との見解の相違があったけれど、修正して申告済みである」とか言い逃れるのと同じような、逃げ道を用意しているのかな。
もう、みんな知ってるように、この国に「ジャスティス」は存在しない。山一のときは2720億円で大蔵省に自主廃業しろと宣告された。JALは2兆3221億円の負債を抱えて倒産した。でも、オリンパスは関係者こそ裁判されたが、上場廃止にさえならなかった。東電に至っては、10兆クラスの債務超過が明白なのに、これで生活をしている老人の株主が困る、とかいう理由(笑)で国家が丸抱えで守った。この国には、正義より大事なものがある。それはナニか。こういう事件が起こるたびに、だんだん見えてくるような気がするなあ。