今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。
検察審査会が勝俣恒久元会長ら東電旧経営陣3人について起訴を議決、というニュースを読んで、一瞬デジャブかと思っちゃった。まさに去年の7月31日、同じ日記を書いている。その前年の10月に業過致死傷で訴えた菅直人元首相や勝俣東電会長ら42人が全員不起訴となったのに対し、「福島原発告訴団」が東京の検察審査会に審査を申し立てた結果の話だが、議決を受けた東京地検の再捜査でも不起訴となり、検審が2回目の審査をしていたそうな。まあ、どっちみち最終的に無罪放免になるんだろう。国民はみんな、もう知っている。この国では、エラいヤツが責任を取らず、弱い被害者が泣き寝入りする仕組みになっている。つまりそれはこの国の法体系が、社会的正義を実現するために機能していないという証左であるが、そういう社会では人の規範が育たないから、きっとこの国に、まともな未来は来ないだろう。
それにしてもさすが産業経済新聞はその名の通り産業経済界の代弁者だから当たり前だが、この議決を「現実的でない津波対策を求めるなど、「ゼロリスク」を過大に追求して」いるなどと批判する主張を載せるなど、二人三脚で勝俣らを守るつもりのようだ。
