今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。昨日書いた燃料取扱機の引き上げが成功したそうだ。以前も、操作卓を引き上げ中に落っことすようなことをやらかしたわけだが、今度はモノがでかいだけにそういうチョンボが、不測の事態を引き起こす可能性さえ考えられた。福島民報の記事にも「燃料の損傷だけでなく、プールと原子炉を隔てるゲートがずれ、冷却水が漏れ出し、燃料がむき出しになって強い放射線が出る恐れもあった」とあるが、そんなことにならなくても現場の線量は220mSv/h。福島県も県も「廃炉に向けた大きな一歩」と評価したそうだが、その一歩が目指す目的地はあまりにも遠い。
