今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。
東洋経済オンラインに「原発を巡って別居、ついに離婚を迫られた!」という人生相談が載っていた。強制避難地域ではないが、当然猛烈に線量が上がったエリアに住んでいた相談者が、母子のみが夫の実家を離れて関西へ自主避難していたところ、放射線への認識が違うことに加え、自主避難者に補償されていた住居手当が2年後に打ち切られるのを機に帰還を迫られ、応じられない場合は離婚だと言われた、という相談だ。回答は、まあ、ありきたりな”話し合いのススメ”なのだが、回答者も書いているように「放射能や癌への恐れは人によって違う」のだ。国が勝手に数字を決めて、ここから外は居住オッケーとか宣言するのは勝手だが、それでは不安な無辜の人間を斬り捨てていい道理はない。ことは一企業が不作為から起こした事件なのだ。もちろん1ミリでも、いや1μでも、というのは極端な話。まあ、火事場泥棒のような輩も少なくないんだろうけど、10倍、100倍に線量が上がったエリアなら、自主避難者に対する補償を打ち切るというのはおかしいだろう。賠償額を圧縮して加害者を守るための方策だとしか思えないんだが。