今日のサザンビーチ と今日の放射線量


今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は37〜38で推移していたようだ。
わずか70年前の今日、少しでも多く人を殺し少しでも広く街を焼き払うために、広島の上空600mで人為的な核反応が起こされた。そして彼らの意図したとおりに、16万6千人が、殺された。広島を初めて訪れて震えた、高校生だった自分。『安らかに眠って下さい 過ちは 繰返しませぬから』と刻まれた慰霊碑に感じた、強烈な違和感。それは年を経るごとに、大きく育っている。
もう、認めたらどうだ。無知な米国民はもちろん、多くの蒙昧な日本人さえも、戦争を早く終わらせるために使われたなんて思っているが、戦争を早期収束すべく終極兵器の存在を誇示するのが目的ならば、巨大都市で使う必要はないことを。その兵器の存在をアピールしたかった相手は、もはや日本ではなかったことを。そしてそこに住んでいるのが異教徒の黄色い猿だったから、70年前の今日、この日本で、科学的好奇心に満ちたジェノサイドが行われたことを。
同盟国である米国大統領は決して、広島と長崎は訪れない。神をも恐れぬ所行、という言葉があるが、そこに住んでいるのは猿であって、人間ではない。少なくともそいつらは、自分と同じ神と契約を結んでいない。だからトルーマンは神を恐れることなく、命令書にサインできたのだ。
わずか4年前の3月、一企業の無策によって、予期しなかった核反応が起こった。冷酷にコントロールされて十数万を殺した核は、66年間の人類の進歩を嘲笑うかのように、コントロールを失って何十万人の故郷を奪った。だから、もう認めたらどうだ。コントロールできる、していると明言していた連中は、コントロールできなかった責任を取らなければいけないことを。同じ悲劇を繰り返すつもりがないのなら、完全なコントロールを実現するまで核を封印するか、少なくとも目先の銭金を超えた思慮で扱わなければならないことを。

Author: shun

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