今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。
産業経済界の代弁者として原発が稼働していないことによる電力危機を煽りまくってた産経は、再稼働して発送電を再開した川内にもう大喜びである。”(今夏が平成25年並みの猛暑となった場合)供給余力を示す予備率は、安定供給に必要最低限の3%だった”というが、川内がフル稼働するのは9月上旬以降で、既にピークは過ぎている。ピークに九電へ電力を融通していた関電や中部電も供給に余裕が、とか書くが、増加する予備率は1％だ。電力供給に余裕がないことは事実だが、この国と事業者が1Fから得るべき知見を無視し、安全に関する議論を封殺して、目先の利益だけを求めて再稼働を急いだことは、しっかり記憶しておかねばならない。
今日はいわゆる”終戦記念日”。正しくは「戦没者を追悼し平和を祈念する日」だ。いつをもって終戦とするかは諸説あるが、玉音放送のインパクトは強烈だったので、日本人的にはこの日である。ついでに言えば、終戦ではなく敗戦と呼ぶべきだと個人的には思う。そういうのを曖昧にし、サックリ忘れるのが日本人の悪い癖で、だから玉音放送から70年、サンフランシスコ平和条約が発効しして国際法上は戦争が終結した1952年以降も63年、まだ被占領下のような主権の状態が続いているのに、呑気な日本人は、ずっと平和の夢を見続けていられるのだ。こんな国を作るために死んだんじゃなかったはずの人々に、合掌。
