ロコモーションである。カスタムではなく、あくまでもサビサビでオイルシールも破れてオイルが漏れてたインナーチューブと、へたっていたスプリングの交換なのだ。
実はどうもこのバイク、買ったときからちょいとフォークが短いような気がしていたのだ。具体的には、インナーチューブのトップブリッジからボトムブリッジまでの長さが、ボトムブリッジ〜フォークのボトムケースまでの長さより長いと、チョッパー的にはかなり短く感じるんだよなあ。
で、これまで似たような年式の似たようなバイクを見るたびに、フォークの雰囲気を見比べてたんだけど、どうもよくわからない。さらにローライ(FXS)とFXEはフォーク長が違うとか、実はフレームのレイク角も違うとか、いろいろ情報が錯綜。ノーマルのFXEってまず見ないしね。
ワシ的には、フォークが短い最大の理由はスプリングのへたりだとにらんでたんだけど、イマイチ自信がない。ノーマルのフォークに替えたはいいけど、やっぱちょい短かかったなー、とか思っちゃったら、今度ロングフォークに替えるのはカスタムのためのカスタムになってしまう(笑)。だから今回、どうせインナーチューブ替えるなら、いっそ2inch長いのにしちゃうかどうか、というのが悩みの種(笑)だったわけだけど、しかし、そうすっと外観はチョッパーなイメージが強くなるけれどキャスター角もトレール量も変わっちゃって、言うまでもなく操縦性がかなり変わってしまう。ふつうに考えれば立ちが強くなり、曲がらないバイクになるだろう。フォーク長くするとなると、ワイヤー類もやり直しになっちゃって余計なコストがかかるしなあ。うーん。とか悩んでるうちに夏を越してしまい、ようやく持って行こうとしたらソレノイド内部がショートしてエンジンかからなくなり軽トラで取りに来てもらっちゃう羽目に。(^^;
結局、今回はノーマルの長さのインナーチューブに決定。結果、スプリング替えたせいかフォーク長はノーマルまで伸び(笑)、いい感じになったのだった。下はインナーチューブ交換で出たゴミ。ぶんぶんの死骸が混じってるが、フロントフォークから出てきたものではない、と思う。ｗ
