今日のサザンビーチ と今日の放射線量


今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は38〜40で推移していたようだ。
東電は、故意に、汚染された雨水を海へ流している。夕立程度の雨でさえ処理が追いつかない状況をもう4年半も放置しているので、そうとしか考えられないから断定して書くわけだが、そんな1Fだから、まともな河川が洪水を起こすような雨を喰らって、流出しないわけがない。”大雨に見舞われると、排水路が一気に増水し、水があふれ出るため流出量や放射性物質濃度を測れない“ということになっているので、今回も、どの程度汚染された雨水が、いったいどれだけ流出したのか、一切不明。仮にホントに14mm/hの雨をよそに移動できてたとして、9月11日、浪江では最大37mmの雨が降っているので、23mm×K排水路が雨水を集める原子炉建屋周辺面積/hが海へ流れ込んだ計算になる。そして汚染の度合いは去年5月の数値では法定基準の8倍だそうな。
さらに、東電はこの抜本的解決策として、K排水路の排水先を海洋から港湾内へと変更し、来年3月の完成を目指して工事しているらしいが、何度も何度も書くように、港湾と海洋を仕切っているのは、シルトフェンスである。海に浮かぶブイから垂れ下がったカーテンである。たとえるなら連れ込み宿の入口に下がった暖簾のようなもので、暖簾の下をクルマが通るように、海水はカーテンの上下やすき間を行き来する。あくまでもこれは、浮いてる油を拡散させないためのものであって、海を仕切って隔離するような能力はない。干潮や海流によって、1〜2日で全量が入れ替わっているともいう。つまり、政府も県も町も、そしてマスコミも、安倍の言う”港湾内へ封じ込めているからアンダーコントロール”というおとぎ話を信じ、それに則って「港湾内なのでオッケー」ということにしちゃってるんだろう。
おまけに、なんと”原子炉等規制法には汚染雨水の取り扱いが明記されていない”んだそうな。まあ、そりゃそうだよな。原子炉作る段階で、原子炉はその周囲が汚染されているはずもないんだから、降った雨が汚染される道理もなく、よってそんなバカなもの取り決める必要がなかったんである。規制委は「法的根拠がない限り排出基準を設けるのは難しい」とか言ってるらしいが、そういう問題ではないだろう。つまり結局のところ、みーんなグルになって、東電に汚染水を海に捨てさせている、というのが、見えてくる構図なわけだ。

Author: shun

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です