今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。
愛媛新聞ONLINEによれば、安倍は伊方原発に関して「重大事故が起きた際に「責任を持って対処する」と明言した」んだそうな。その責任をとるとは、具体的になにを指すんだ。腹でも切るのか。私財をなげうってでも賠償するのか。担当者に、なんとかしてちょ、と言うだけなのか。10年、20年先にそれが起こったとき、おまえはまだ首相なのか。責任をとれる地位にあるのか。経済力はあるのか。そのとき、責任をとるという行動は、昔々の首相がそう言った、という以上のどういうカタチで担保されるんだ!?
なーんてことは、みんなわかってるんである。これはひとつのセレモニーなのだ。これを受けて(まあ事前にわかってるんだろうが)伊方町議会は再稼働に賛成する陳情を全会一致で採択。町長も当然同意するだろう。県知事も”首相の説明を評価”。もうひとつ求めているセレモニー、経産相の来県は、新大臣の林幹雄がチョロッと顔を出して”地元の理解”を求め、シャンシャンで終わるのだろう。
愛媛新聞の調査では、県民の7割が伊方の再稼働に反対している。原発の安全性に関しては「不安」「やや不安」が9割に迫る。しかしそんな県民の意識は、この国ではなぜか票に関係がないので、永劫取り上げられることはないのだ。不思議だ。