今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は39〜46で推移していたようだ。ピークは深夜1時と3時だが、北寄りの冷たい雨が振ってたころは基本的に高めで推移している。
地元中高生200人を含む1400人が、いまは原発収束の拠点となっているJヴィレッジ近辺を含む国道6号線エリアの清掃活動をしたことに関して、主催団体に誹謗中傷メールなどが殺到したそうな。原発推進の産経の記事ではあるが、いつのまにかニッポン、ヘンにヒステリックな反応する人が増えちゃったよなあ。反対する側は、坊主の袈裟じゃないけど、とにかくなんにだって噛み付くし、一方の側はモノを知ってるような気分になっているが、ただ権力に阿っているだけだとは思わない。
離れて暮らさざるを得ない自分の故郷をキレイにしたいと思うのは、ごく自然な感情だ。しかし主催団体の「(除染で線量は下がっており)被曝線量は日常生活の範囲内だった」というのは、つまり大本営発表の数字に則ったものである。さらに記事によれば、草むらに分け入っているから、そこは除染の範囲外だろう。マスクと軍手をしているとはいえ、地面にかがみ込めば被曝量も増える。実際の被曝量を、ちゃんと計測したのか?
また、ほとんど一般人がいないはずの場所に、ペットボトルに空き缶、菓子箱にビニールひも、というゴミが、清掃活動が必要なほど投棄されていて、それを捨てたのが、もし、近辺を拠点としている、原発や除染に関わる作業員たちだとするなら、東電や政府の労務管理に問題があるわけだ。「自分の意思で来ました」とは言うが、んなもん相手は15歳の中学生である。
もちろん誹謗中傷メールを送るのもクソバカではあるが、ただの美談に仕立て上げるのもどうかと思うぞ。