今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜40で推移していたようだ。
20年前の1995年12月8日、試運転中のもんじゅは冷却剤のナトリウム漏れ事故を起こした。それだけでも大問題のところを、ウソを発表したりビデオを編集して出したり、まあ、どんなに腐った組織なのかを白日の下にさらした。で、動燃は核燃に喰われ、原研と統一されて原子力機構になったわけだけど、ようやく漕ぎ着けた運転再開から3ヶ月後には巨大な装置を炉に落とすという凡ミス(記事には落下するトラブルとか書いてるが、人為的な間抜けなミスである)をやらかし、さらに膨大な箇所の点検漏れなんかも発覚して運転再開準備の禁止命令を喰らい、とうとう機構にもんじゅ管理の資質なしと引導を渡されたわけだ。これまた記事には”もんじゅを中核とする国の核燃料サイクル政策も大きく揺らぐ恐れがある”とか書いてるが、実質的にもんじゅは、とっくに死んでいる。死んでるけど死んだと言えないのは、これは国防の問題も絡んでいるからだ。死んだもんじゅと核のサイクルを、まだまだ使うと言い続けて維持する費用の方が、国防上の理由だとばらすより安上がりなんだろう。確かに、そんな気もするけれど、しかしやはりなにかが間違っているのだ。
