今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は38〜40で推移していたようだ。
昨日、12月8日は、いろんなことの節目になる日らしい。大東亜戦争の開戦記念日であり、ジョン・レノンが凶弾に倒れた日であり、昨日も書いたようにもんじゅがナトリウム漏れ事故を起こした日であり、そしてデーリー東北の記事によると青森の東通村では10年前、念願だった原発が運転を開始した日だったようだ。誘致から40年、建設がはじまった村は活況に湧き、インフラ整備(というか、ただ交付金で箱物をならべただけ?)も進んだけれど、いま、直下の断層は活断層だとほぼ断定状態で、再稼働の目処などまったく立っていない。
一方、古い原発の運転延長に関しては、問題だった難燃ケーブルの使用基準を、どうやら規制委が緩和した気配がある。燃えるケーブルに塗装するだの耐熱シートで覆うなどするという関電に、そんなもんで燃えないと証明できるか、とボロクソ言ってたはずなんだけどな。まあ、総延長が1300kmに及ぶという原発の全ケーブルを取り替えるなんて不可能だから、”ケーブルが集中する中央制御室などや、発火の可能性がある高電圧の部分など全体の6割を難燃ケーブルに交換し、残りは防火シートで覆う”という関電の方針に対して、結局規制委が、再稼働容認という方針のもとに折れたんだろう。活断層で折れる日も近かったりして。
