今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は38〜40で推移していたようだ。
河北新報のニュースによれば、福島1Fぶっ飛び事件による避難者が10万人を下回ったそうな。え、そんなに少ない数字だったっけ。と調べると、この数字は“プレハブ仮設住宅や借り上げ住宅などへの入居者の集計で、避難先で住宅を新築したり、災害公営住宅に転居したりした被災者は含まれない”、つまり県が言うところの数字。復興庁の発表では、昨年12月10日時点で18万2千人とかなりの開きがある。
それはともかく、県の数字でも、5年もかかって1/3しか戻れない。除染が郊外や田舎に進むに従って、面積比で戻れる人口は減っていく一方、除染の効率はますます低下するだろう引っ越し費用の補助など、福島県もいろいろ手は打っているのだろうが、どれもこれも中途半端な印象が拭えない。県がこれ以上人口を減らしたくないなら、やはり人を無理くり元いた場所に戻そうとするのではなく、県内のまったく別の場所に代替地や仕事を提供した方がいいのではないか。