今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。昨日13時が38、朝9時が40で、それ以外の時間はずっと39で推移したようだ。
阪神・淡路大震災から21年。あの日、ワシ的にはとんでもない早朝に目が覚めた。東京も震度1だったらしいが、揺れで目が覚めたわけではない。なんだかミョーな胸騒ぎで目が覚めたのだった。
やがてTVに映し出された、至る所から火災の煙が立ちのぼる神戸市街の惨状。そんなヘリ映像を見ながら温泉街のようだと感想を述べ、あまつさえ東京じゃなくてよかったと言い放った筑紫哲也。あの似非人権派リベラルモドキを、ワシは故人となったいまも許していない。
おっと、話が逸れたけど、あの地震で神戸は、wikiによると“最大加速度818ガル、最大速度105カイン、最大変位27cmの地震動”に襲われたそうな。818ガルというと、8.18メートル毎秒毎秒(m/s²)だから、1秒間に8mも速度が増していく加速だったわけだ。もちろん周期だとかいろんな要素が絡んで被害の大きさになるわけだけど、先般の東北地震では2900ガル、最大震度6強だった岩手・宮城内陸地震ではなんと震源の一関市で最大加速度4022ガルを観測して、ギネスブックに載っている。ただし一関の震度は5強に留まり、それでも観測点が1m以上移動していたというから、地震のメカニズムは複雑怪奇だ。
地震でぶっ飛んだ1F(フクイチ)は、7499ガルを想定して建設されてたそうな。そして東電は「想定外の津波で電源を喪失したからあんなことになったが地震には耐えた」とか詭弁を弄して原発の安全性を吹聴しているわけだが、しかし震源が遠かったあの地震で実際に1Fが喰らった加速度は507ガルだそうな。なのに動くはずの弁が動かなかったり、いくつもの障害が津波に関係なく発生している。
作られてから40年も経った原発を、さらに20年動かす許可を出すのなら、そのまえに一回、7499ガルでちゃんと揺すってみたらどうだろう。地盤が数メートルも動いてなお、1本のパイプも破断せずに原子炉をスクラムさせ、その上で冷温停止にまで持っていけたら、そのときに再稼働の許可を出せばいいんじゃないか?