今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は38〜40で推移していたようだ。
NPO法人「東日本大震災原子力災害等被災者支援協会」とか聞き、久間章生元防衛相が代表だと知れば、どんなリッパな活動をしているのかはともかく、とりあえず一定の信用は与えちゃうよなあ。それが、東電の社員もグルになって賠償金詐取してたそうな。トンデモない話だが、しかしまあ、世の中の人間、一定数は、かならずこういう輩が潜んでいる。
その昔、大阪で100人もの人が亡くなるガス爆発事故があって、風下だった町のひとつが全焼。風上だったウチの実家は炎こそ免れたが、玄関などがグシャっと潰れたわけだが、その賠償の話になったとき、近所のスナックが「在庫のナポレオンが100本割れた」と申告していたなあ。ていうか、ナポレオンってもしかして死語か? コニャックなどなら蒸留後7年以上経た原酒を使った最高級ブランデーで、レミーやヘネシーなら1本ウン万円という酒である。新地の高級クラブならともかく、そんな場末のスナックに在庫なんてあるわけないし、あっても1本、ガラスケースの奥にうやうやしく飾ってあるかも、ってな酒だ。万一メニューに並んでたら、きっとそりゃ瓶だけで、中身は国産の安物に違いない。
仮に100件の賠償請求があったら、1〜2割は、そういうのが潜んでいる可能性がある。そうでなくても福島では、ベンツやBMWなどの高級車や、ロレックスなどの高級時計が飛ぶように売れているという話もある。そんなつまらない話のひとつをとっても、復興というのは実にタイヘンな作業だ、ということがよくわかるのだ。