今日のサザンビーチ と今日の放射線量

今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜45で推移していたようだ。ピークは朝の7時だが、昨日の23時も44μ。
なんの臨時ニュースだと思ったら、26日に再稼働をはじめたばかりの高浜4号機が、今日、発送電作業を始めた途端に異常を感知し、原子炉がスクラムしたそうな。「原子炉の冷却は正常に行われており、外部環境への影響はない」なんて、当たり前のことを言って関電は、たいしたことがないように取り繕っているが、つまり、やはりこの程度の甘く穴だらけの基準で原発の再稼働が進められていることが、見事に確認できちゃった。
実際、今回の新基準は、言ってみれば原発がぶっ飛ぼうとしているときになにもできなかった1Fのことを考え、重要免震棟など非常時の作業環境や、配線の冗長性なんかを考えただけのようなもの。原発や炉そのものの安全性は、原発そのものを建て替えでもしないかぎり、ナニも変わらない。まあ、これで当面、4号機の再稼働は止まるだろうが、問題は築40年の1号機、2号機について、ケーブルを防火シートで覆うなんていう程度の間に合わせ作業しかやってない(しかも、これからやることも多い)のに、規制委が“「新基準を満たす」とする審査書案を了承”、つまり再稼働のお墨付きを出しちゃってることだ。原発の安全というのは、ぶっ飛びかけてるときに、そこで作業員がなにかできるかもしれない、とかいうその前の、まずぶっ飛ばせないことに、安全の主眼があるべきなんじゃないのか。そう考えるとき、築40年なんて核プラント、どんなぶっ飛ぶ要因が潜んでいるか、わかったもんじゃないように思うんだが。

Author: shun

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