今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。
茨城県東海村に英国の核輸送船が到着したそうな。原子力機構が持ってた研究用(とされる)プルトニウム331kgをオバマに返すんだそうな。原発用と違って、これは核兵器に使いやすい高濃度なプルトニウムで、核の管理強化を進めるオバマの意向で、日本が返還に合意してたんだそうな。
左巻きの人は断じて認めないだろうが、ぶっちゃけ、高速増殖炉の開発研究のためという理由で、こういう核兵器数十発相当とも言われる高濃度プルトニウムをこれまで日本が所有してたことには、国防上のメリットがあったんである。それをアメリカに返還して喜ぶのは誰かというと、未来に日本とぶち当たりそうな、近隣の核保有国である。つまり民主党オバマは、そういう選択をするということだ。
戦争に負けて、70年を超えた。しかしこの国はいまもなお、核兵器保有のオプション、原発エネルギー、首都圏の航空管制権、日米地位協定に基づく1,027,049,000m²もの施設供与や2000億円近い“思いやり予算”の提供など、実質的には被占領状態と呼んでも過言ではない状況が続いている。原発の再稼働や核燃料サイクルにだって、米国の意向が色濃く反映されているのは言うまでもない。高濃度プルトニウムの所有はともかく、少なくとも原発くらいは、自国で好きなようにできるべきではないのか。
