こんなもんチョイと取れるかも、という期待の元に顔出したものの、どうやらマトモに作業しないとダメだな、ということがわかった昨日。S元さんは腰上が影もカタチもないバイクをその日中に組み上げないダメだったので、今日、出直したんである。
おそらく夜中までかかってバイク組み上げて、疲労困憊のはずのS元さんは、定休日(後ろの看板に書いてあるっしょw)なのにシュッキン&陸事での車検取得から戻って、お疲れハイ(いわゆる徹マンハイw)なのかやたらに元気だ。まあ、そんなわけで昨日に続いて、今日もロコモーションである。
そもそも、自分でバンバンできれば話は早い。とりあえず家で再度よく見ると、ドライブユニットの奥、車輪の回転に応じて回る、ワイヤーの四角い部分が入る場所に、ねじ切れたワイヤーがハマっている。これさえ取り出せれば万事解決なんだけど、この穴、ちっちゃくて手持ちの細いラジペンさえ、片側しか入らない。細いドライバーで掻き出してもダメ。歯科用のピンセットでは、なんとかワイヤーの端っこを掴めるんだけど、引っ張り出せるだけのチカラがかからない。
こんなもん、ギュッと刺さってるモンでもないし、ドライブユニットのケーブル穴を下に向けてコンコンと叩けば、ポロッと落ちてくるはずだ。しかしドライブユニットの穴を下に向けるためには、バイクを垂直ウイリーさせるか、さもなくばドライブユニットを外すかだ。もしかしたら、走行の振動でジワジワ動いて、あるときポロッと落ちたりしないかな、なんて淡い期待を持ってたのだけど、昨日、銀河大橋を往復したんでは落ちず、しっかり穴の奥に残っている。ったく、振動でなにもかもが緩んだり動いたりして、大事なモノは落ちていくバイクのくせに、こんなときだけ頑張りやがって。(-ω-;) てなわけで、連日のロコモーション詣でとなったわけだ。
結局は効きもしないダブルディスクのキャリパー外して、フロントホイール落として、ドライブユニット外してS元さんがコンコン叩くと、ポロッと出てきたワイヤーの切れっ端。いま思うと、エンジンルームに落としたボルトとかを拾う磁石があれば、サックリ取れたりしなかったかなあ、なんて思ったりもするわけだが、もうすべては終わった話だ。
S元さんがキレイに洗ってグリース突っ込んでくれたドライブユニットを元に戻して、フロントホイールはめてキャリパーも戻し、新品のバチモノワイヤー組んで、作業終了である。┐(´ー`)┌ 純正ケーブルと違って、ダストブーツはない。
てなわけで、紆余曲折があって3個目となっちゃったスピードメーター。00000.0からのスタートだが、たぶん、もちろん新品なんかじゃなくて、0に戻した中古メーターだろう。しょうがない、一から出直しやでー!