今日のサザンビーチ と今日の放射線量

今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜45で推移していたようだ。ピークは昨日の13時。

規制委は、川内原発について、引き続き稼働させても問題ないと判断した。いま、こんなレベルの地震で止めさせてたら、だったらオマエが俺たちにに強いた、新基準の耐震基準はなんだったんだ、という話になるからかもね。
まあ、原子力安全・保安院が原発推進の経産省と一体だったことへの批判から、規制委は環境省扱いになったけど、そもそもが委員会メンバーは原子力利権ムラの傍流からの下克上、そして規制庁職員は経産省や保安院からの横滑りが多数で、しかもノーリターンルールは骨抜きにされている。数値を決めた学者は、それを曲げるなんてプライドが許さない。たとえば国立大の教授の給料も内閣府原子力安全委員会委員長の報酬も税金からもらってた斑目のマンガを読んでも、自分だけ賢くて政治家や国民や他の学者はバカ扱い。そして役人は、泣く子と地頭ならぬ、前例と決めた数値に勝てない。それに従っているかぎり、前例にない、想定外だったと言い張れば、責任を問われない。残念ながら彼らの労働の目的は、安定した自分の給料や手厚い福利厚生の原資となっている税金を納付するタックスペイヤーの幸福や、未来の世の中のあるべき姿より、たぶんもっと個人的なところにあるのかもしれない。

そういうなんだかんだをぶっ飛ばせるのは、首相だけである。超法規的措置とやらで11人の囚人を釈放したり、法的根拠もなく浜岡原発を止めたり、解散権を持つ首相というのはそういう暗黙の権限がある。だから小泉が言うように、安倍が「原発放棄!」と叫べば、日本は一気に脱原発へ舵を切る。そういう学者も役人も企業も、それを実現するためにドラスティックに動きはじめることになる。首相には、そういうパワーがある。しかしもちろんいまの安倍に、原発を捨てるつもりは1mmもない。

幸いなことに平安や鎌倉の地頭と違って、いまの地頭は国民である自分たちで選べる仕組みになっている。求める状況が得られないのなら、それは地頭を選ぶ人間の責任なのだ。

Author: shun

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です