まっすぐ帰っちゃったら、3分である。暖気さえ終わらない。というわけで、ちょいと遠回りしちゃうわけである。それにしても不思議だなあ。まだちょっと肌寒い風。暗いヘッドライトに浮かび上がる、ざらりとした質感のアスファルト。深夜の国道を、ただ、走っているだけなのに、心は一瞬にして、16歳だっけ、初めてオートバイに乗りはじめたころに戻れちゃう。いや、戻るんじゃないな。あのころから、心がなにも変わっていないんだな。ただ、排気音を聞き、風を受け、走っていることそのものが、あのころも、そしていまも、純粋に楽しいんだ。
で、今夜はハンドルバーにマウントしたiPhoneで動画を撮ってみた。止まってるとき(クラッチ切ってるとき?)以外は、音も映像もぐちゃぐちゃだけど、音を出さずに全画面とかで眺めていると、なんとなくわけのわからない、シュールな疾走感みたいなもんがあるような、ないような。(^^; あ、真剣に見ちゃうと車酔いすると思うので注意!w