遠くのP-3C

南海から飛んできて、そのまま相模川に沿って北上するのかと見ていたら、陸上手前で左旋回して沿岸を小田原方向へ向かったP-3C。
今日はなんだか静かだと思ったら、そうか、硫黄島でやらかしてたレーガン艦載機の訓練が終わったのかな。どこだっけ、防衛省から海老名だか大和だか厚木基地近隣自治体のWebで先日見かけた情報では、

「防衛省から空母ロナルド・レーガン艦載機の着陸訓練についての通告がありました。この通告によれば、5月3日から5月13日まで硫黄島にて訓練が実施され、硫黄島における天候等の事情により所要の訓練が実施できない場合には、5月9日から13日に厚木基地にて計画の一部又は全部を実施する……」

てなことだったから、最後の1日は予備日だったのかもね。
ま、先日のヘリのネタでも書いたけど、米軍は日本に通告すれば、いや、通告なんかなくたって、好き勝手にこのあたりの空を飛べる。一方、我が海自の哨戒機は、米軍の許可を得て、相模湾の空を飛んでいるのだ。もしかしたらこのP-3Cは、米軍機が滑走路を使っているなどの理由で上陸が認められずに反転したのかもしれない。少なくとも航空管制権に関しては、戦後占領はまだ終わっていないし、日本は独立できていないというわけである。

Author: shun

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