今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。
福井県は、核燃料に関する税制を見直すそうな。国から流れ込むカネは、運転してナンボが基本。しかし償却する施設からの税収もあるので、流れ込むカネに慣らされた自治体は、どんどん原発動かすのはもちろん、次々に新しい原発を誘致して稼働させないと、やがて首が回らなくなる仕組みになっている。福井の新しい課税は、止まっていようが、使用済みであろうが、核燃料から税を取り、さらに使用済みとなって冷却され続けて5年経過し、十分冷えて可搬性が高くなった使用済み核燃料には「搬出促進割」と割り増すそうな。とにかく止まってようが動いていようが原発マネーはしっかり取り、しかし核廃棄物の置き場にされるのはイヤだ、というわけだ。廃炉原発も課税し、福井新聞の記事にもあるように、“廃炉4基を踏まえた出力割と搬出促進割の合計額は、使用済み燃料の搬出がなければ年88億7千万円となる。原発が停止していても、現条例より当面税収が増えそうだ”というから、原発ってばホント素敵な打ち出の小槌である。