今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は37〜40で推移していたようだ。
1Fがぶっ飛んで以来、出荷が制限されていた福島沖のヒラメが、試験操業の開始に向けて動き出した。26年3月からこの5月まで、計1076サンプルで放射性物質モニタリング検査を実施し、1キロあたり平均は9.7Bqで食品衛生法の基準値(100Bq/kg)越えはなかったという。県漁連の自主規制値50Bq/kgを超えたのは7検体だそうな。
しかし、2年以上かけて1000体。まあ、カネのかかる検査なんだろうが、多いのか少ないのか。記事では、2年間のどの時期に何体だとか、数値の推移とかに触れていない。これを知りたければ、県の調査を全面的に信用するとしても、県が公表している週単位のデータを並べ直さないとダメだ。最新の4月12〜25日分でヒラメ4尾、4月8〜18日分でヒラメは7尾、そして4月1〜11日採取分で5尾。日にちがかぶってるのがどう集計されてるのかわからないけど、採取日見るとかぶってないようで、4月だけで17尾だから、もっとたくさん検査した月もあったんだろうか。
ざっとPDFを見た限りでは「検出せず」がズラリと並ぶが、他の魚種では結構数値が出ているのもあって、たとえば4月25日にいわき市にあがったスズキなど、セシウム134が13Bq、セシウム137が74.1Bq検出されている。まあ、4年以上生きてスズキなわけだから、それなりの蓄積もあるんだろうけど、1Fがぶっ飛ばした放射性物質、半分は海に落ちている。見えないけど、海底にはそれなりのホットスポットがあっちこっちにあるのだろう。
あ、もちろん、汚染されてるから喰ったらガンになるとか、そういうことを言いたいわけではないので念のため。単なる数値への興味である。ワシはたぶん平気で、福島のヒラメを喰うよ。うまければ。( ̄ー ̄)