タンクを換えてみた。なんと、容量が1/3に。6.8リットル入るつーから、実質は約6リットル。リッター12km走ったとして70kmしか走れません。もし高速道路でツーリング行ったら、ヘタすりゃPAごとに給油。なんて不便なんだ。ていうか、そんなの不便通り越してクソバカそのもの。しかも実用性捨ててまでカッコを追求した(?)モンのはずなのに、某オークションでうっかり買っちゃったときからわかってたけど、実はちょっとブサイク。まったくなにやってるんだか、自分でもわかりません。(-ω-;) ただまあ、このためにこのシートを買っちゃったりしちゃってるので、後戻りするのもクヤシイ。とりあえずコレでしばらく突っ走ってみるしかないかー。ヽ(・◇・ )ノ
なお、あくまでもコレは備忘録なので、デフォルトの画面から落ちた頃にでも、交換行程などの記録を追記予定。(^^;
というわけで、追記に写真等を追加(2006.5月5日)。ダイナ系のフレームは、タンクを外してみりゃ、なんとこんな不細工な角断面のフレームだった。ヽ(・◇・ )ノ
こりゃ確かにタンク換えるつっても、ふつーの汎用品では裏のフレームの逃げが全然足りないに違いない。しかし、ヤフオクで落とした「アルミチョップタンク ’91〜’03EVO&ツインカムダイナ用」っちゅーヤツはEasyRidersつーメーカーの、なんと日本製(?)で、だからボルトオンつーたらホントにボルトオン。アッチぢゃボルトオンのパーツつっても、フレームのややこしいところに穴開けてボルト通して、それでボルトオン、なんてこともあるそうだけど、これは日本で作ってるカタログに日本語でちゃんとそう書いてある、ホントのボルトオンパーツ。さらにヤフオクの売り手に、“ホントに一切のフレーム加工などナシに、ボルト締めるだけで付くんだよね?”と聞いたら、“ホントに一切のフレーム加工などナシに、ボルト締めるだけで付きます”と、オウム返しつかコピペ返しのように返事が返ってきたパーツ。しかもわざわざ電話かけてくれた出品者によれば、無塗装の定価が\60,900に取付ステーダイナ用が\6,825。さらにプロがサフェーサー処理から仕上げた塗装は一枚数千円のH-Dデカール使ってクリア吹いて仕上げてあるという。なもんで、実はこんな交換、手持ちの工具でできらーとか思ってたわけだ。
なのにショップでお願いしたのは、実は、フュエルコックのせいだった。なんとキー付きのタンクキャップまで付属しているという、EaseRiders製のガスタンクは、フュエルコックだけは付いてない。というのも、純正タンクに付いてるのをそのまま流用できるようになっているからなんだけど、しかーし、ウチには抜いたガソリンを入れるモノがない。んなもん当座のことだからポリタンでもいいんだろうけど、石油ストーブなど持ってないウチには、そのポリタンさえもない。当座の当座にペットボトル、つっても、あんなもん最大なヤツでも2リッターしか入らない。まさかそこらにガソリン捨てちゃうわけにもいかないし、かりにそうしてタンク付け替えたとしたら、こんどは空のガスタンクが付いたバイクをスタンドまで押していくことになるかもしれない。まあ、実際にはクルマをテンポラリーのガスタンクに使えばいいんだけど、こないだまでの一軒家と違ってマンションの立体駐車場では、クルマをそこらに引っ張り出してバイクを横付けにして、それから工具をおっぴろげて、なんてのもはばかられるだろう。つまり、現実的にはタンクを付け替えようにもフュエルコックがもうひとつないとダメやん、ということに気付いたので、ちっこいリアシートにタンクくくりつけてLOOSEへ行ったわけだ。
ホンマ、プロに任せてよかった。チューブ吸って負圧かけ、ガソリン抜きはじめた段階で、強くそう思った。考えてみりゃ純正のフュエルコックは負圧式だから、負圧かかってないとガソリン下りてこない。確かにタンクそのものは、後部側に付属のアダプター咬ますことによって、ポン付けできた。しかしそこに至るまでの作業は、プロ的にはカンタンなんだろうけど、ワタシのようなトーシロ的にはかなり面倒そうなことばかりだった。トドメはフュエルコックを90度回して付けないとフレームにヒットしたこと。そのせいでキャブからのフュエルホースが短くて使えず、ホースを作り直したこと。そんなホースも、ホースを締め込んで固定するリングも、わたし持ってませんから。
ナニもかもユニットでバッコンボッコン交換するだけなら、誰でも修理できるのかもしれない。しかし特にこの手のいい加減な(爆)バイクは、個体によっていろんなところがいろいろ違う。その場その場で解決していくためには、やっぱ日常的にこの手のモンをイヂっている環境があった方が、何かと便利だし実に効率的で、安全確実なんだよなあ。
てなわけで、無事タンクは交換できて、これまたヤフオクEasyRiders製の安物キング&クイーンシートとの相性もそう悪くない。エントリー本文に書いたように、そもそもこのタンクそのものがブサイクだっちゅー大問題はあるものの、とりあえず完成した。……とは言えないのがカスタムのコワイところ。こんどはリア回りが、やたら重く大きく見えるようになっちゃったのである。これを改善するためには、そう、リアフェンダーをたたっ切るしかない。そして切っちゃったフェンダーは、二度と元には戻らない。元に戻そうと思ってH-Dジャパンから部品を取ると、なんか11万円ちょっとするそうな。ヘ(゚◇、゚)ノ
というわけで、この旅はまだまだ終わりそうもないのであった。