アニキのオベーションである。シタールみたいになってきたから、トラスロッド回すんである。ふつうのサウンドホールが開いてるギターなら、ふつうのヘックスレンチがふつうに刺さって、そのままクイッと回せるはずである。しかし、こいつはリーフホールちゅーんだっけ、ちっこい穴がいくつもジョイント周辺に空いてて、音は出るだろうけど手は突っ込めない。なので裏にメンテナンスホールが開いてるけど、音響特性への影響を嫌ったのか、場所はエンドピンに近い側で、しかし肘まで楽々入るほどではないビミョーな穴のサイズ。そしてトラスロッドのヘックス径は、アメリカもんなので3/16インチだ。あ、アメリカもんでもマーチンは5mmだっけな。ま、ワシはハーレー乗りなのでインチのヘックスくらい持ってるけど、レンチ回すためにL型の短い方を刺すには胴の厚さが足りない。Lの長い方を刺すと、指の力なんかじゃとても回らない。ラチェットのヘックスソケットはミリしか持ってないし、エクステンションつないでも穴まで届かないだろう。しょうがないので、長い方を刺したLレンチをプライヤーでつかんで回したけど、みんなどうして回してるのかなあ。なーんて思ってググったら、なんとアホほど軸の長いLレンチ、売ってるのね。そうでなければ、FenderのT型トラスロッドレンチがかなり長くて、上手く回せるかも。しかし2400円である。長すぎてふつうのアコギには使えないから、常備するほどの使用頻度はなさそうだなあ。