今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は37〜39で推移していたようだ。
規制委は関電美浜3号機の、20年の延長を認める。まるで過保護のお母さんのように、特例で申請を待ったり審査の順番を配慮したり、ときには早く出さないと落とすよ、とか諭したりもして、かなり例外的な措置のように言ってたはずの、老朽原発の運転延長は、結局申請分のすべてが認められることになった。結局新規制基準ってのは、世界最高とは委員長がいかに胸を張ろうとも、その程度のレベルだったという話でもある。
合格に至る時系列も、曖昧模糊だった。反原発系の新聞は、間に合わないかも、なーんて書いたりしてたけど、まあ言うまでもなく、合格させることが前提の制度だったのだろう。さらに言えば関電、これから2020年までかけて行うはずの対策工事を、どこまでちゃんと施工するかわからない。やっぱこれは不要と判断しました、とかいってケチっても、再稼働した原発を止めないですむことは、すでに九電が、作るつって審査にとおったはずの重要免震棟をチャラにしても怒られなかったことで証明しちゃったからな。