今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は38〜39で推移していたようだ。
いま再稼働しようが運転延長しようが、いずれ原発は廃炉を迎える。廃炉すると、放射性の廃棄物が山ほど出る。で、それをどうするのか、規制委がずっとあーでもないこーでもないやっとったわけだが、今回、制御棒など放射能レベルが比較的高い廃棄物(L1)についての方針が決定し、すべての廃棄物の処分方針が決まったんだそうな。
で、その内容はっちゅーと、
1.地震や火山の影響を受けにくい場所で70メートルより深い地中に埋め、
2.電力会社に300~400年間管理させる。
3.その後は国が引きつぎ、10万年間、掘削を制限する
というわけだが、規制委の連中、税金から高いギャラもらって、こういう寝ぼけた議論を延々やっとったんだなあ。
電力会社が数万年管理するのは現実的でないから300~400年間としたっちゅーんだが、東電、このさき400年も存続できるのか? 300年前なら元禄時代で浅野家臣が吉良邸に撃ち入ったころ、400年前なら徳川家康が征夷大将軍になって江戸幕府を開いたころだ。そのころからいまに続く企業が、どれほどあると思ってるんだろう。さらに10万年前、人間はネアンデルタール人だったし、彼らは2万数千年前に絶滅しちゃったのだ。日本つー国は10万年後にあるのか。日本列島は? ったくこんなクソバカな議論をもとに、日本は原発動かしてるんだと思うと、なんかもー、ガックリきちゃうなあ。
ま、いいや、とりあえず電力会社には、これから8000トン出るというL1を400年、地下70mの岩盤に閉じ込めて管理する費用を算出し、それを原発の60年間の発電コストに加算して、そのうえで他の発電とコスト比較をしてもらおう。また、燃料棒などL1よりヤバいのは300m以深で10万年だというから、とりあえず規制委は地下300mに原発60基弱から60年間に出てくる燃料棒を格納できる場所を確保して、それから再稼働の許可を出してもらおうか。