今日朝9時の線量は0.040μSv/h。そしてこの24時間は38〜40で推移していたようだ。深夜1〜3時、そして5時以降は40で推移。もー何度も何度も書いてるけど、北風だと、気持ち線量が高くなるのだ。たった0.001の話でも、事実なのだ。
台湾が、原発全廃を閣議決定したそうな。あと、たった9年で、原発全部止めるという。台湾は南北に400km弱の島で、北端、台北から20kmのところに2基、南端に1基の原発が稼働中だ。1F程度の規模のぶっ飛びでも、北風の日だったら首都台北は完全にアウトである。両方同時にぶっ飛ぶような天変地異でもあれば、台湾の人々は挟み撃ちを喰らうことになる。まあ、そんなバカなこと、起こるわけがない。と、みんな考えてたわけだ。しかし1Fがぶっ飛んで安全神話が崩壊したのは台湾も同じ。反原発の民意が大きく盛り上がったようで、原発ゼロを公約に政権を取った蔡英文総統がついに決断したというカタチである。原発依存度が15％弱で、太陽光や風力で補えるという見込みも脱原発を後押ししたのだろう。小泉元首相が言うように、リーダーが決断すれば、国は変わる。まあ、原発の全廃が正しいのかどうかの議論は別にして、少なくとも、危険かも知れない原発を見切り発車で再稼働させることは、止められると思う。しかしもちろん、残念ながら安倍には、そんな気概はないだろうなあ。
