今日朝9時の線量は0.039μSv/h。そしてこの24時間は38〜42で推移していたようだ。ピークは昨日22時と深夜0〜1時。
メディアとしてのナニに云々あるかもしれないが、とりあえずBusiness Journalの記事によると、amazonやFacebookが自社データセンターのために自前の発電所を作るんだそうな。もちろん再生可能エネルギーである。
一方の日本では、民主党政権時代に沸き上がった太陽光発電のブームが一気に消え、手を出した企業の多くが大損こいたり、次々倒産したりの有様だ。だってエネルギー政策の転換を図るために「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」を導入したくせに、自民党が政権取ったら買い取り価格が価格が40%ダウンである。これは言ってみれば、国家が詐欺を働いて国民のカネを巻き上げた、と言うことである。
小泉元総理が言うように、エネルギー政策なんかを転換できる人間は、日本には総理大臣しかいない。首相が、これからは原発ヤンペ、太陽と光と地熱で行くもんね、と宣言しちゃえば、役人も企業も学者も、ワーッとそっちへ走って、いろんな問題をメリメリ解決し、コストをどんどん下げ、世の中そうなっていくわけだ。
では、なぜできなかったか。民主党はその腹に、原発推進勢力をごまんと抱き込んでいるからだ。だから再生可能エネルギーを持ち上げる施策打ち出しながらも中途半端で、一方で原発路線の堅持もアピールしてたから、世の中がちゃんと変われないでいたところに、まあ、当たり前だよな、の政権喪失。旧電力が主導権取った瞬間に、固定価格買取制度なんか反故である。確かにテキトーな業者の乱入模様もあったかもしれないが、国が言うから屋根に登ったのに、ハシゴ外された企業はたまったもんじゃないぜ。
嘘つきは泥棒の始まりとか、謝って済むなら警察要らないとか、いろいろな言葉があるけど、この国じゃエラい人はウソついても謝らないし(だってそれが誰か特定させないから)、警察にもつかまらない。これじゃ人の心は荒み、ばかばかしい犯罪も増えるわけである。