今日朝9時の線量は0.038μSv/h。そしてこの24時間は36〜38で推移していたようだ。
東電は来月、デブリの位置を確認するべくロボット(という名のリモコンカメラ)を差し込む1F2号機の格納容器貫通部に、パイプの先にカメラ付けたのを突っ込んで調査し、そのリリースを公開した。その動画を見ると、相変わらず湯気モクモクである。まもなく6年だけど、そしてパラメータ見ても圧力容器底部、格納容器内温度は18度以下に保たれているが、それは相変わらず毎時4.5トンの水で冷やしているからなのだろう。
2号機のステイタスは東電の日報によればこんな感じだ。
《２号機（2012年4月19日廃止）》
・復水貯蔵タンク（ＣＳＴ）を水源とする淡水を原子炉へ注水中
・原子炉および原子炉格納容器へ窒素封入中
・原子炉格納容器ガス管理システム運転中
・使用済燃料プール循環冷却系運転中
・増設廃棄物地下貯蔵設備建屋の廃樹脂貯蔵タンクエリア、廃スラッジ貯蔵タンクエリアの滞留水を、２号機廃棄物処理建屋へ断続的に移送実施中
・タービン建屋地下から集中廃棄物処理施設へ高濃度滞留水を断続的に移送実施中
しかし、来月投入されるというサソリロボット(だからロボットという名前のリモコンカメラである)は、話題の東芝製である。本体は、虎の子の事業を分社化して株を売るという金策に走り、どうやら原発工事からの撤退まで検討しているようだ。まったく7000億も損してまで、ナニやってんだって感じである。
