今日朝9時の線量は0.037μSv/h。そしてこの24時間は37〜38で推移していたようだ。
報道にあったように、東電のリリースによれば、前回の調査はペデスタルの開口部までだったけど、今回はとうとうペデスタル内側、制御棒の下までカメラを押し込んだようである。動画は、相変わらず湯気もうもうの中、冷却水の雨が降る、という感じで、下を向けば作業フロアの床のグレーチング(鋼製の格子状足場で側溝のフタとかに使うヤツ)に、なんだかカタマリが付着してたり、ある場所はグレーチングそのものが消えてたりする。このカタマリが、つまり溶けて釜の底を破り、上から落ちてきた核燃料ではないか、というのが見立てで、だとしたらぶっ飛んで6年弱、ようやくデブリを目にしたわけだ。
思えばここからカメラを入れるつって、周辺の除染をはじめたって話を、15年11月の日記に書いている。そのあたりでさえ10Sv/hと強烈な線量だったわけだが、格納容器内線量率は2012年3月の測定最大値で約73Sv/hだそうな。ホント、東電、えらいモン作ってくれちゃったよなあ。