今日朝9時の線量は0.037μSv/h。そしてこの24時間はすっと37で推移していたようだ。
朝日によると東電は、最速で2019年4月に柏崎刈羽原発を再稼働させることによる収益改善を見込んだ再建計画を立てているそうだ。朝日は“地元の同意を取りつけるのは難しく、実現する見通しは立っていない”なんて書いてるけど、んなもんなんかあって(あるいはナニかを仕込んで)選挙に持ち込めば、オセロの石のようにコロッと変わる。反原発派が、そんな楽観決めていられるような状況じゃないと思うわけだけど、そのまえに東電はKK(柏崎刈羽原発)より2F、福島第2の再稼働を目指した方がいいんじゃないのかなあ。県民感情をどうのこうのという議論があるのは知ってるけど、でもさ、もう当面、人が住めないほど汚染されたエリアもあって、人は散り散りになった。避難指示が解除されても、みんな戻らないわけだ。だったら上っ面の除染で“住める数値”なんかにしてもらうことに巨額のカネ突っ込むのではなく、1Fの4基を廃炉するビジネスと各種名目で出てくるカネに加えて、2F4基に流れ込む各種のカネや、もちろんこれから作る中間貯蔵施設とかのカネを集め、そのカネで避難した人たち、移住する人たちの仕事や暮らしを手厚くサポートしつつ、福島県そのものの県勢拡大と発展を図り、さらに未来には、研究開発から発電から廃炉から使用済み燃料の貯蔵まで、大きな原子力特区みたいなエリアにしちゃって……なんて絵を描くことだって可能だと思うんだが。いや、ワシが、そうするべきだと思う、とか、故郷を追われた人たちの気持ちがわからない、とか、そういう話ではなくて、いろんなスタンスから、いろんな復興のアプローチが議論されてもいいはずなのに、なんだか今村復興大臣の自己責任発言問題見てても、みーんな右向け右してるみたいで、なんか気持ち悪いんだよなあ。
