今日朝9時の線量は0.037μSv/h。そしてこの24時間はずっと37で推移していたようだ。13日の朝8時から、ずっと37だ。
東芝と違って、原発で大打撃を喰らいそうになりながら、すんでのところで逃げ切れそうなのが三菱重工業。同社が作った蒸気発生器の不具合のせいで2基の原発が廃炉に追い込まれたとして、67億ドルだか76億ドルだかの賠償を請求されて、三菱も、全額喰らうことはないにしろ、裁定で1000〜4000億円くらいは巻き上げられるかも、とか思ってたところが、国際商業会議所の仲裁は、たった141億円。まあ、蒸気発生器で問題は出たにせよ、廃炉の最大要因は住民の反対。まあ、1Fぶっ飛びもその大きな要素だろうけど、そういう廃炉を決定した電力会社がおかれた社会的ななにもかもを、蒸気発生器でトラブっただけの三菱におっかぶせるのは、そりゃ違うんじゃない? ということだろう。
まあ、東芝とWH買収を競ったけど、相場程度しか買収額を考えなかったらしい三菱。分けのワカランオプションまで丸呑みし、相場の倍以上(?)も払った東芝。そんな違いが、最終的にこういう違いになってくるんだろうけど、それにしたって原発ビジネスの見通しはまったく霧の中。三菱だって、薄氷を踏む思いで関連部門を注視しているんだろうな。