今日朝9時の線量は0.036μSv/h。そしてこの24時間は36〜37で推移していたようだ。
「仮に今、新たに原発を造るという判断を求められても、決して同意するつもりはない」
玄海原発の再稼働を認めるとき、同時にそう言った佐賀県の山口祥義知事。佐賀新聞によるとその発言が“波紋”を投げかけたという。いますでにそこに存在して、カネを喰い続けながら止められていて、でも国の基準に合格して、原発依存の立地自治体は枯渇寸前で、「現状やむを得ない」 と同意するのは当たり前の判断だ。しかし、確かにそこにあるモノを動かすのと、新規に原発を建設するのは、それはまったく違う話だ。国は「現段階では想定していない」というが、これはいわゆる官僚言葉で、いつでも想定する、という意味だ。九電社長は「正直、難しいと思う」というが、その理由は“今の制度でも触れられておらず、国の方向性も出ていない”からだと、国にハッパをかけている。玄海町の岸本町長に至っては、「電力に依存する今の社会で、玄海３、４号機の再稼働だけでは供給面に心配がある」から「原発を新しく造る必要はある」というが、なーに、社会だの電力供給だのなんか知ったこっちゃなくて、いまある原発が動いているだけでは、村へ落ちる原発マネーが年々減っていっちゃう仕組みだから、新たな原発作って新たなマネーを寄こせと言ってるだけの話だ。
