今日朝9時の線量は0.037μSv/h。そしてこの24時間は37〜38で推移していたようだ。
東電が原賠機構と連名で出した「新々・総合特別事業計画」が“絵に描いた餅”だという記事がJ-CASTにあった。30年で16兆の１Ｆ処理費用かぶってるから、とにかく年間５０００億、余計に稼がなくちゃならないわけだけど、その原資が相も変わらず、柏崎刈羽の再稼働と、“再編などを通じた企業価値の向上、つまり株価の上昇”だ。記事にあるように東電が“毎年平均1600億～2150億円の経常利益を生み出すと弾く”柏崎刈羽だけど、それだけ余計に電気が売れて売り上げがプラスされたり、電気代を上げるわけじゃないだろう。需要の総量が変わらないのだから、1600億～2150億円はもう、いまの売り上げに入っちゃってるのだ。つまりこの数字は、発電コストなんかのいろんなことを無理くりに積算しただけの、机上のなんとかである。それと、株価が上がるとする“送配電や原発部門の他電力との事業再編や統合”だって、他電力みんな、1Fに巻き込まれたくなくて及び腰か、露骨にそっぽを向いている。やっぱこの計画、絵に描いた餅だよなあ。
