今日朝9時の線量は0.037μSv/h。そしてこの24時間は37〜50で推移していたようだ。ピークは昨日の正午。9時から5時まで40超の推移である。
AERAのサイトに、田原総一朗の「被災地自民幹部も『無理』と言った原発新設案が浮上する不可解」というコンテンツがあった。そこで田原総一朗は、“政府にも自民党にも、原発の責任者というものがいない”ことを問題だとして、“責任者をつくるべきだと強く進言してきた。あなたがやってはどうか、と何人にも求めた”というが、もちろんみんなに逃げられている。当たり前だ。氏もわかって書いてるんだと思うけど、それこそがこの国の、意思決定の本質なのだ。誰も、責任とりたくない。責任は取らないけれど、オイシイ汁は吸いたい。という方法を、明治からこっち、もしかしたら江戸から、あるいは平安からこっち、この国は作り上げてきた。まあそれでも切腹の文化はまだあったところが、それが戦後、完全に崩壊した。
1Fがぶっ飛んだのに、政治家も、官僚も、誰ひとり責任を取っていない。東電は社長あたりが辞めたりしたけど、ちゃんとヨソで厚遇を受ける前提での辞職であり、檻に入ったり冷や飯喰ったわけではない。原発で儲けたエラい人は、全員、オイシイとこだけ持って、キレイに逃げ果せた。これでは、安全な原発が作れる道理がない。
日本の政治家や官僚ってのは、選民意識だけはいっちょ前のクセに、いざとなったらコソコソ逃げるのが常套手段。そんな覚悟で国家を、国民を動かせるわけがないだろう。やっぱ、ここはニホンジンの原点に返るべきだと思うんだよな。そう、切腹の制度の復活である。なにかあったら、ワシが腹を切る。というのを、ホントに切ってもらう。首相や閣僚は言うに及ばず、国会議員は全員、自治体も首長レベルはもちろん該当だ。役人も、キャリアは全員、といかないなら、課長級以上は全員に適用だ。ホントに国のこと、人のことを思うなら、自分が間違ってたら腹を切るという覚悟を持ってはじめて、原発みたいなヤバイものを、作ったり動かしたりする決断が下せるんだと思うんだよなあ。