そりゃもう何度となく前を通過して、そのたびにコレだなあ、とは思ってたわけだけど、今回はじめてちゃんと見たのがお宮の松と貫一お宮の像。なるほどー。確かに蹴ってるなあ。しかも下駄で。アメリカンな観光客がこれ見たら、きっと眉をしかめるに違いない(笑)。
ちなみに松だけど、いまのは二代目。初代は枯れてしまったそうな。現お宮の松から道路を見ると、横断歩道右側の路面にオイルのシミのようなものが見えるんだけど、近づいてよく見ればなんとプレート。松の位置は二代目にするとき、道路の拡幅や公園の整備に伴って移動したようだ。初代は江戸初期に植えられ、江戸末期に移植され、羽衣の松とも呼ばれたという松は、昭和41年に切り株を残して、いまは真鍮のプレートになっちゃったのである。ていうか、タクシーの運転手さんに教えてもらわなかったら、そんなもんの存在さえ気付かなかったに違いない。いやー、ガイドの存在って偉大だなあ。(^^;;
ま、言うまでもなく貫一お宮の話はフィクションなわけだけど、みんな有名な別れのシーンしか知らないわけで。ホントならあのふたりは、いったいどうなったんだろうなあ。