なにか、足りない。なにかが、違っている。唄うたび、ライブのたびに思う、そんな気持ちには、もちろん終着点などないのだろう。だけど、少しでも前へ進みたいじゃないか。少しでも上へ、登りたいだろう。そのため、悩んだり足掻いたりしてても、ひとりじゃ同じ思いを繰り返すだけ。気が付くと、そんな違和感が当たり前になっちゃったりして。そんな袋小路に迷い込んでるとき必要なのは、そんな自分を高いところから見下ろせる場所にいる、先達の指導だと思う。今日は僥倖にもふつうにいたのでは知り合うことのできないスペシャリストの指導を受ける機会を得て、まさに自分に欠けていて、しかも自分では気づかなかった穴を、具体的に指摘され、穴の埋め方までこのうえなく丁寧に教えてもらえたのだ。うひゃー。目から鱗って、このことかあ。もーね、こんなラッキーなことがあっていいのか、っちゅー気分なのだ。
そんな気分で、昼飯はクルクルなんだけど、これがクルクルではないレベル。なるほど、まあ、こんなに並ぶのもしょうがないよね、という感じ。大昔、梅丘に一軒だけあったときからうまくて安くて並ぶ店ではあったけど、いまや支店も増え、別会社はこんなクルクルやってるのだった。また来なくちゃ。並ぶの好きじゃないけど。