ピックアップの出口のジャックからPAまでをワイヤレス化するグッズはよく売ってるけど、これはピックアップそのものからPAまでがワイヤレス。つまり、ギターのエンドピンのところに大穴空けてジャック通さなくてもいい、ということなのだ。不勉強なワシは、お客さまから、こんなのどうだろう? と聞かれてはじめてその存在を知ったのだった。しかもこの中華なメーカー、ナチュラルなサウンドに定評あるそうで、比較的気に入って使ってるL.R.Baggsのマグネット系よりさらにナチュラル、とかいう評価もあったりするもんだから、とりあえずポチってみたのだ。
で、さっそく取り付けるわけだけだ。といっても、これまでのL.R.Baggsのマグネチックと同様に、サウンドホール内側に、左右のクランプでトップを挟み込んで取り付けるだけという、チョーシンプルな方法。しかし、ある意味、L.R.Baggsより親切にも、挟む部分にゴムのクッションが貼ってあって、一般のギターならトップの木を傷めず、もしかしたらトップの振動への影響も少なくしてくれるのかもしれない。
しかし、そいつがクランプ部のエッジよりちょい内側までしかなくて(まあ、スマートに設計すりゃそうなるだろうけど)、ピックガード内側の木の部分が少ないこの古いJ-200では、ピックアップのクランプ部が引っかからない。かといってピックガードごと挟んで付けると、このピックガードがめっちゃ分厚いせいもあって、弦がビビる。なわけで、とりあえずゴムのクッションの上側だけ引っ剥がしてピックガードごと挟んで留めたのだった。
それにしても、USBで充電かー。ワシ、絶対忘れるよなー。しかもUSBケーブルなんてそんなに長くないから、PA側はともかく、ギター側は充電場所を選びそうだ。
さーて、どんな音が飛ぶのかな。