正確には市電じゃなくて伊予鉄の、でも旧京都市電も5両が走る路面電車。モータリゼーションの隆盛とともに、性急に路面電車を廃止した都市は、結局そのどこもが、渋滞など“市電が原因”と決めつけた問題を、なにも解決できなかった。松山や広島など、いまも路面電車が街に、暮らしに溶け込んでいる都市となにが違ったのか。それは松山も広島も、あるいは岡山も長崎もそうだけど、路面電車の運営が私企業だったということ。あるいは札幌や熊本、鹿児島など市営や公営企業だけど、センターポール化や軌道敷の緑地化などアイディアいっぱいの運営をしているところは、やはり元気に市電が走り回っている。結局バカな役人が仕切っていると街がダメになる、という結論しか出ないのか。いつのまにやら路面電車はLRTなんて呼ばれちゃって脚光を浴び、そうしたらいまでは京都市でさえ旧市電の路線をなぞった路線構想を検討しているそうな。役人、新しいカタカナ用語が好きだからな。┐(´ー`)┌
右写真をクリックすると、ちょっとした乗車体験ムービー(.mov)。(^^;