某店ブルグラナイトでお手々フリフリしてた頃、電話が鳴った。
え、なに、湘南祭のテント村が倒壊!?
あわててタクシーで海水浴場へ行ったら、うーん、こりゃひどい。すっげー強風とまだ残る雨のなか、ウチのブースも入ったテント村だけが、崩壊している。何本かの張り綱とアンカーが頑張って、写真だと立ってるように見えるけど、みんなまとめてほとんど後にぶっ転けてる。そしてウチのブースでもテーブルや商品、楽器なんかが散乱し、ビールサーバーなんか砂に埋もれている。使い捨てのコップ類もかなり飛ばされたものがあるようだ。いやー、いろんな事を経験してみたくてこういう出店もしてみたわけだけど、天災の被害に遭うことまでは考えなかったなー。
ウチのブースがあった一番手前のアンカーと張り綱が頑張って、辛うじてテント村全体の完全崩壊を防いでいる状態で、しかももはやこのアンカーもかなり傾き、グラグラしはじめていて、抜けるのも時間の問題。そしてコイツが抜けたときは、テント村全体が受けていた風の力で、一気に倒れるだろう。そのとき中にいたら、鉄パイプの直撃喰らう可能性もある。しかしとにかく荷物を運び出さないといけない。しばらく呆然と状況を眺めてたんだけど、行動するなら少しでも早い方がいいというわけで、荷物を順に運び出していたら、テント村ご近所のみなさんがワラワラ集まってくれて、どんどん手伝ってくれちゃって、おかげでかなり早くテントの中を空っぽにできたのだった。みなさん、本当にありがとうございました。その後、スタッフがやってきてテントを一度完全にバラし、とりあえずの作業は終了。某店ブルグラナイトに戻ったとき、既にJAMも終了していたのだった。
写真はまるで立っているように見えるテント村で作業する人々と、みんなのクルマのヘッドライトで照らしつつ、物品の運び出しが続けられる現場。かなり写真を加工して明るくしたけど、もちろん現場はライトに浮かび上がるモノ以外は、真っ暗けなのである。某店WEBのレポートはコチラ。
現場でお手伝いいただいたみなさん、本当にありがとうございました。逆にあまりみなさんのお手伝いができず、誠に申し訳ありませんでした。