残念ながら流星を写すことはできず、今夜の流れ星、というタイトルにはできなかった。写真はオリオンから雄牛、エリダヌスあたりで、下はもちろん流れる雲。結局、何個かの流星は見られたけど、流星群のものと思しいのは小さく暗いのがいくつかあっただけで、ビーチで歓声が上がる(ワタクシのほかにも何組か野次馬が(笑))ようなサイズのものは、輻射点まったく関係なし。つまり大物は流れ者の流れ星だったっちゅーわけである。しかし、寒いわ。夜はもう、完全に冬だわ。あまりに近いものでジャンパー重ね着程度という、およそ星野観察には相応しくないかっこで寝っ転がってたら、退屈でウトウトしてしまい、あわや凍死、ってのは大げさだが風邪は確実に喰らいそうだったので3時前に撤収。しかし雲の切れ間の透明度はここ3日で最高で、さらに夜半から雲も減り、シーイングはどんどん良くなってきてたので、きっとオリオン南中あたりからが流星群の本番なのに違いない。(^^;;
ちなみにプレアデスだけ拡大できないか、というお問い合わせをいただきましたが、赤道儀で追尾してるわけでもなく、砂浜にカメラ置いて(つまり固定で)30秒も露光してるし、レンズはおまけのズームのワイ端だしで、原寸(2240×1488に設定)から256×192を切り出してもこの程度です。これは望遠だったらもっときれいに撮れたとかいうことはなくて、こんな撮り方ではこんなもんが精一杯だっちゅーことです。プレアデスの写真ならこんなの(https://en.wikipedia.org/wiki/File:Pleiades_large.jpg)をお楽しみください。あー、しかしどうせ18mmで撮るならF2.8Dの単玉使えばよかったかー。(^^;;