このYさんちからやってきたAR-100L(だと思う)には、なんと当時はアコガレだったモータードライブも付いている。当時のカタログ的には「タコジェネ方式フィードバック回路を備えた電子ガバナーにより、高精度、高安定の回転を保」つっちゅーんだけど、つまり抵抗かませてモーターの回転をコントロールするだけのモータードライブ。クォーツなどによってキッチリ日周運動を追尾できるようになる、その前の時代の装置なので、しばらくレクチル切った暗視野照明付きアイピース(なんとこれもYさんセットに付属!!)でも使って追尾しながらビミョーに調整しないと正確な追尾はできない。まあ、それでも手動ガイドよりは100倍ラクチンで、今夜も、昨夜より寒くないのを幸いに、月面散歩としゃれこんだのだった。上の写真は、いつものパノラマ作成ツールでつなげた、月の昼夜の境目エリア。クリックするとフルハイビジョン解像度(笑)で別ウィンドウ。土星の輪っかも、ほんとチョー久々にナマの姿を見たけど、写真撮るとなると、暗いは揺れるはで、もうコンデジではピントさえ合わせられないのだった。無理くり写してみたが、輪が寸足らずに。(-ω-;)
細かい話ですいませんけど、その昔のカタログに言う「タコジェネ方式フィードバック回路を備えた電子ガバナーにより、高精度、高安定の回転を保」
つうのは ひょっとして
「抵抗かませてモーターの回転をコントロールするだけのモータードライブ」
ではないということを 説明しているのではありませんか?
サーボ屋の「はしくれ」の理解では、タコジェネというのは回転数、回転速度のセンサでして これでサーボ(速度フィードバック)をかけてるというのが そのカタログのうたい文句の意味するところだと思います。実際の物が彼らの言うとおりの性能を発揮したかどうかは また別の話ですがね。
婆娑羅大将さん:
あー、もちろんそうなんです。“だけのものではない”んですが、それはまあ、この次に出たMMD-QZちゅー製品(パルスモーターをクォーツ制御して対恒星時±0.035%自動追尾)とかモーターも制御も変わっちゃった現代の機器と比べたら、ガバナーかませて制御しようとも、要するに可変抵抗で回転制御するDCモーターだよなあ(サーボっちゅー毛は生えてるけど(笑))、という意味だったっす。
もちろんサーボあるなしは大違いで、土星もちゃんと市や中心にずっと収まってて、ぼーっと見ていられるのはホントにラクチンなのでした。クォーツロックしてるヤツに比べたら前時代の方式だ、っちゅーだけの話で、決してこんなんアカンわ、という話ではありません。言葉足らずでスンマセン。(^^;;;
難しい・・私にはやっぱり無理なのだわ・・・
美しいですねえ。土星、ナマで見てみたいです。
まめさん:
いや、こりゃまあ、ちょっとオタクなことをして遊んでいるだけです。月を撮るのに、何の関係もない話です。ご安心ください。(^^;;
土星、晴れてりゃいつでも(つってもいまはまだ深夜にならないと見えないけど)、夜空見上げればそこにありまっせ。